内藤VS亀田(押)

結果はみなさんご存じの通り。

会場から駅へと向かう途中、葛飾区のスナック勤務(たぶん)の女性数人が不満をもらしていた。
「マスコミは大毅にキビシすぎるのよ」
「そうそう。もっと公平に扱ってもらわなくちゃ」
傍若無人なふるまいを「使えるキャラ」として認め、若くして頂点に立つことは(手段はどうあっても)何にもまして素晴らしいと、マスコミや多くの日本人が讃えたあの頃のことは、すっかり忘れてしまったらしい。


亀田弟の入場口から青コーナーに至るスペースには太鼓が用意され、のぼりをもった人たちが居並ぶ。
対する内藤側には一般のファンがひとりも入っていない。(立ち入りを禁止されていた?)
そして、亀田側にはクレーンカメラがあり、チャンプにはない。

にもかかわらず、会場の声援は驚くほど内藤に傾いていた。
亀田に声援を送る一団は固まっていたが、内藤のそれは散在していた。
亀田の「頭ジャブ」にすさまじいブーイング。
日本のボクシングでこれだけブーイングを聞いたのは初めてだったかもしれない。

「18才でこれだけやれるなんて‥」
ずっと大毅寄りのTBSテレビ解説陣は敗色濃厚になるとこの言葉を繰り返した。
だが、ほんとうにそうなのか。
あのスタイルをまったくやめて、イチからやり直したとしてほんとうに伸びるのか?
亀ガードを捨て、身体を起こして闘うことは大毅にかなりの恐怖感を与えるだろう。
地道に階段をのぼる道を選ぶとは思えぬだけに、前途はかなり厳しい。
また、敵討ちとして兄がチャレンジしたらどうなのか。
技量は数段上だとしても兄がこれまでのスタイルを貫くならば、勝つ可能性がある反面、弟よりもダウンさせられる可能性も高くなりそうだ。

とりあえず、会場で観られたことはよかった。
あとで写真をアップする予定です。

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Author:ma64
構成員1:押切伸一
(おしきりしんいち)
格闘技番組『SRS』などの
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(はしもとのりひろ)
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タイトルのイラストは
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