
長らくの間、充電期間をいただいていたこのブログ(サボってたとは言わない図々しさ)ですが、再開してみようかな、と。
で、まあ今日なんだけど、パルコファクトリー(渋谷パルコパート1・6F)で開催中の『ナンシー関 大ハンコ展』に行ってきた。生前に掘られた消しゴム版画の原版、ズラリ5000個あまり。壮観にもほどがあるというか。
当たり前のことなんだけど、版画と原版はポジとネガの関係にある。版画で黒くなっている部分(手を加えているように見える部分)は原版だと掘られてない部分で、白い部分が手を加えられている(掘られている)わけで、そこが妙に新鮮。サイズも様々で、なんつうかその“現物力”みたいなものにグッときた。あとまあとにかく細かいんだ、作業が。文字とか顔のシワとか、あれ彫るの神業でしょう、やっぱり。ケーシー高峰の肌の質感まで再現してるんだから。写真でいう“キリヌキ”になってる消しゴムもあって、それが田村正和なのもおかしかった。あと、馬場はハンコのサイズもデカかった。
他にも友人・知人からのメッセージ(押切さんの肩書きが“ジャパン・プロフェッショナル・ムエタイ・コミッション副理事長”になっていた)とか、仕事場が再現されていたりとかで感慨深いにもほどがある素晴らしいイベント。15日までやってるんで、みなさんも行ったほうがいいですよ。
しかし、会場でオレの後ろを歩いてたカップル、その女のほうがどうにも……。まあ若いんでナンシーさんのことを知らないんだと思う。きっと彼氏に連れられてきただけなんだろう。でも版画見て「似てる〜」って、それしか感想がないのか。いや、思ったとしても口に出すことないだろう。こういう場では“詳しい人、本当に好きな人の邪魔にならないようにする”ってのがマナーだと思うが。
あげく私物公開コーナーにあったビートたけしのオールナイトニッポン録音テープを見て「へえ、ビートたけしってオールナイトニッポンやってたんだ」ってぬかしやがる。いや、そういう人が来ちゃいけないって法律はないけどさぁ。彼氏がまた、そういう女をいさめるわけじゃないのね。思わず「帰(けえ)れ!」って怒鳴りそうになったが、もちろん言えるはずもなく、唯一の防御策として逃げるように会場を出てきちまった。まあ、もう一回行こうとは思ってるが、それにしてもなぁ。スクランブル交差点わたりながら悔し泣きしそうになっちゃったじゃねえかチクショウ! 週末の渋谷に一人で出かけたオレが悪いって説もあるけど。
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